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kinop
オーナーへメッセージ

2006年01月21日

スピリチュアルカウンセラーって?

テレビでオーラの泉という番組がある。
江原啓之というスピリチュアル・カウンセラーと称する霊能者が、ゲストのオーラや守護霊、前世を見てアドバイスする番組だ。

スピリチュアル・カウンセリングが、別に占いと一緒で当たるも八卦、当たらぬも八卦で楽しく笑える内容なら気にもしない。
だが、私が見た日は上原さくらさんがゲストに来られ、霊視され、あまりにひどいカウンセリングだったので、彼女が可哀相に感じた。

江原曰く、前世は飢饉などもあった時代に貧しい家で育った女性で、人を恨み、人の幸せを妬む女性だったということだ。
まだ、ここまではギリギリ我慢できる限界だ。
そのあと、この女性は人を恨むあまり、丑三つ参りをして夜中に人を呪い、それが叶ったと語った。
彼女を心配していた男女の僧侶が今も心配で上原さんの守護霊として見守っているという。
あまりにもショッキングな内容のため、上原さんは涙を流し、江原のアドバイスを聞いていた。

私は基本的にこの手の人達や霊視なんかは全く信じていない。
無責任にも人の前世が丑三つ参りをする女性などということが、彼女のために何のプラスになるのだろうか。
番組としてはショッキングな内容なら目を引き、良いのだろうが、人をペテンで傷付ける行為を堂々と放送するのは如何なものか。

語り口はソフトで心配ないよと慰める。その姿を見て、霊視や霊能者を信じる人達は鵜呑みにするかもしれない。
そんな事があって良いと決して思えない。
この番組が終わった後、何か良くない事があるにつけ、彼女はこの時の事を思い出し、結び付けて考えるだろう。
その良くない事が良い方向に向かえば、更に呪縛に縛られ、悪い方向になってもそれが原因だと考えてしまうと思う。
結局は、何かにつけ不安に駆られることになる。

占いやこの手の話が全ていけないとは思わない。
楽しんで聞ける内容で明るくなれる話なら良いと思うし、気軽に受け止められるのであれば全く問題はないと思う。

要は、何の権利があって、そういう無責任な事が言えるのだろうか。金儲けだから何でも良いということはないと思う。

それでも信じるという方は、松尾貴史さんの「オカルトでっかち」を読んでみていただきたい。



※名前を間違えていました。訂正します。失礼しました。2006.12.21 23:21

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Posted by kinop at 15:13│Comments(1)強く思うこと
Comments

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今までスピリチュアルへの関心も知識もなかった方があの番組のあの回だけをご覧になると、このように受け取ってしまうのでしょうね…
実はkinopさんの批判は、江原さん自身が普段他の霊能者などに向けてしているものと相当一致してますし…まあテレビでの伝達とは難しいものです

上原さくらさんが、「魔界人」という言葉を使っているという時点で、彼女にある種の共通認識と知識があるという前提があるんですよ
その上で、あの話題を出されているんであって、今まであの番組をみてた人や江原さんの活動を追っている人からみれば、あの涙の意味は全く違うんですけどね…
Posted by at 2006年01月21日 20:27
 
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